取り残された乙女たち
第5章 瞳&多佳子
言いながら、男は少女の胸を、薄いトレーナーの上から包むように握った。
軽く搾り出されるように、柔らかでそのくせ張りのある18歳の乳房が小山のように隆起する。
先端に、勃起した乳首がぽっちりと、官能の証のように布に浮かび上がっている。
「ここがもっといやらしく浮かび上がると楽しいんだがなぁ」
聞くが早いか、多佳子は布一枚に包まれた豊かな女の象徴を、恥じらいのかけらもなく彼の口に再び押し付けた。
「べちょべちょにして」興奮であえぎながら言う。「いっぱいあなたの唾をつけて。そこ、乳首がはっきり分かるように、いやらしく透かしてぇ」
まるで赤ん坊に乳を与えるように男の顔を抱きしめている多佳子は、彼の唇と舌が敏感な乳首を中心に這い回る感触に、背を反らせてあえいだ。
トレーナーの胸の部分だけが男の唾液でぐっしょりと濡れる。
薄い布地はあっという間に地肌を透かし、ピンク色に尖った乳首とその周りにある乳輪までを、くっきりと浮かび上がらせた。
「へへ。お望み通り、いやらしく透けてきたぜ」そこに視線を張り付かせながら敏明が言う。
「これでいい? 喜んでくれてる?」
もはや淫奴と化している多佳子は、先端が濡れて透けた乳房を掴むと、搾り出すように男に与え、自らその唇に敏感な突起をぐりぐりとこすりつけた。
「舐めて。感じて尖ってる多佳子の乳首、もっと好きにしてぇ」
男は激しく唇と舌を動かした。
もはや服を着ている意味を成さないほど、布地がぐちょぐちょになっている。
「ああっ、あっ、いい、気持ちいい……」
天を仰ぎ、胸を男の顔に押し付けながら、少女は息も絶え絶えにあえぎ続ける。
白い喉を無防備に晒し、髪を振り乱す姿には、もはや18歳の清楚な面影はどこにもなかった。
「もっと楽しませろ」
その言葉が引き金になったように、多佳子はトレーナーを脱ぎ捨てた。
決して大きくはないが形の良い乳房を露にすると、そのなめらかな双丘を自分で抱えるように持ち上げ、直接男の顔をなでた。
短い無精髭がチクチクと乳首を刺激し、半裸の少女は甘い悲鳴を上げる。
「ねえ、多佳子のおっぱい楽しんで。このやわらかくてつるつるした感触で、いっぱいあなたのお××××大きくして。ねえ、私もいいの。ザラザラした感じがすごく気持ちいいの!」
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