取り残された乙女たち
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第5章 瞳&多佳子
「へえ、どんなことをしていいんだ?」
 敏明が意地悪く聞く。

 少女は顔を真っ赤にした。
「あの、私の胸とかを」

 そう言うと、トレーナーの上から自分の乳房に手を添えた。
 ゆっくりとそれを持ち上げる。
「こんなふうに触ってもいいです……」

 適度な大きさの乳房が上に偏る。
 服の上からだと、裸体でこうするより、かえっていやらしく見えるだろうな、と多佳子は思った。

「それだけかよ」
「あの、いっぱい、こうやって──」

 そう言いながら少女は自分で胸を揉みしだいた。
 紅葉のように小さな手で、柔らかな膨らみはさまざまに形を変えていった。

「こんなふうに、私のおっぱいを好きなだけ揉んで、楽しんでくれていいんです」

 そう言う多佳子の息が荒くなっている。
 男に自分の痴態を見せ付けているうち、疼いてきたようだ。
 狭い机の上で苦労して後ろを向き、前に手を突いて四つんばいに近い格好になると、ジャージに包まれた臀部を男に突き出して、おずおずと揺り動かした。

「あの、お尻のほうも、撫で回してください。私のお尻、大きくて恥ずかしいけど、まー君に好きになってもらえるなら、いっぱい感触を楽しんでもらっていいです」

 大きい、というのは謙遜である。
 多佳子の尻はかわいらしくぷりぷりと揺れ、男なら誰でも二つの丘を包む紺のジャージを剥ぎ取って、直接下着の上からそこを撫で回したくなるはずだ。

 だが、椅子に座って足を組み、ぷらぷらとスプーンを振っている敏明は、さもつまらなそうに言った。

「そんなんじゃあ気持ちは動かねえと思うぞ。もっと相手に楽しんでもらわねえと」
「ど、どうすればいいんですか?」
「降りてこいよ」

 てっきり机の上で誘惑のポーズを取り続けると思っていたので、多佳子は意外に思った。 

 降りるとき、敏明が手を差し伸べてくれた。
 それを握って床へ着地するとき、まるで思い続けていた恋人に手を引かれるようなときめきを、少女は感じた。
 心臓は音が聞こえるほど高鳴り、股間がジンジンと熱い。

 ああ、自分は乱れたがっている。好きだった人の面影を浮かべながら、この男にめちゃくちゃにされたがっている。
 多佳子はそう気づいた。
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