取り残された乙女たち
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成人向完結アフィリエイトOK
発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第10章 第10章 切り裂かれた白衣
(もうだめ……一生まともな恋愛もエッチもできない……こんな、こんなことをされて……)
 喋れないのに涙はどんどん溢れてくる。

 そして、怖れていたものが来た。
 指が菊門を撫でてきたのだ。

「んふー! んんっ!」と身をよじって逃げようとするが、男の指は容赦なく攻めてくる。
 指先がまるで数を確かめるようにカリカリと皺をなぞり、穢れなき乙女の秘部を暴くように大きく左右に広げる。
 入り口の内側まで露にされる屈辱に、少女は声にならない悲鳴を上げた。
 頭をつけている冷たい床に啼き声が反響していく。

 ずぶり、と指が侵入してきた。
 そこに外から異物が入ってきたのは初めてだった。

「んんーっ!」

 強烈な感触だった。
 そこがこんなにも敏感だったとは。

 ずぶずぶとめり込んでくる男の指を、その一箇所に集まった体中の神経が迎え入れている。
 膣では考えられなかった反応だ。

(なんなの、これは?)

 千里は自由の利かない頭部を左右に振った。
 死にたいくらい痛くて恥ずかしいのに、別の感覚が自分の中に芽生え始めている。

 痛い! 痛いけど気持ちいい!

 やがてめり込んだ指が、今度は引き抜かれ始めた。
 まるで内臓が引っ込抜かれるような感覚! 肛門の内側がめくれ、悲痛な快感が電流のように走った。

「あうーっ!」

 少女が獣のように吠えた瞬間、いままでこらえていたものが、堰を切って崩れ落ちた。
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