取り残された乙女たち
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第10章 第10章 切り裂かれた白衣
「大丈夫だ」

 ふっと闇の中から男の声が届いた。
 憎い相手のはずなのに、天使の囁きに聞こえた。

「殺したり切り刻んだりしねえよ。ただのお遊びだから気にするな」

 はぁっ、と安堵の声が漏れた。
 よかった、危険なことはされないんだ。
 でもそれなら、男の目的はなんだろう?

 頭に浮かんだ彼女の疑問を見透かしたように、闇が再び男の声で語りかけてきた。

「さっき塗った薬、そろそろ効いてきたんじゃねえか?」

 そういえばいままでは恐怖で気付かなかったが、体に微妙な変化が起こっている。
 催淫剤を塗られた秘部が、少しむず痒くなっているのだ。

「どうやら効いてきたようだな」声は嘲笑うかのようだった。「もうすぐ自分でそこを触りたくなるぜ」
「いやっ……」

 思わず想像し、麻由は首を振った。
 男の目の前で、しかも目隠しをされたナース服の格好で股間に手をやるなど、十八歳の乙女にとって想像するだにおぞましい。

 ところが男は意外なことを言う。
「恥ずかしがっても、そのうち自分から触るようになるんだよ。ところがな。その薬は自分で慰めるだけじゃ収まらねえ。中にずっぽり男のモノを入れなきゃ、ずうっと欲しがってるまんまなんだ」

 言葉の意味を反芻した麻由は、「いやっ!」と耳に手を当てた。
 つまり一時的に、自分から男を求める淫女にされてしまったのだ。

 なんという屈辱だろう。
 再び目隠しの奥から涙が溢れてきた。

「言っとくが、おまえがちゃんと俺を捕まえておねだりするまで、助けてやらないからな。入れて欲しけりゃ、俺に抱きつくなりなんなりすることだ」
「そんな……だったら、目隠しを取ってください……」
「ばあか。目隠しされたナースが男を求める姿がいいんじゃねえか。ほら、手探りで俺を捕まえねえと、どんどん我慢できなくなってくるぞ」
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