STIGMA Side-Koichi Vol.2
STIGMA Side-Koichi Vol.2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:STIGMA

公開開始日:2012/10/16
最終更新日:---

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STIGMA Side-Koichi Vol.2 第8章 7
 ぼくがチャイムを押すと、出てきたおじさんは、
「おや、おとなりの幸一君じゃないか。何かご用かな」
 と意地悪く言ったけど、口元は笑っていた。
「おじさん、ごめんなさい。ぼくおじさんのしたいことなら、何でもがまんするから」
「無理にがまんしなくていいんだよ。何も」
 ぼくはむくれた。
「意地悪。ぼくおじさんのペットかどれいがいいんだ。本当はかわいがってほしいけど、おじさんのしたいことなら、何でも……」
 うでにしがみつくぼくを、おじさんは見下ろしている。空いた方の手でドアを閉めた。
「本当かなあ」
 ぼくは二度うなずいた。
「決めるなら今日、決めてしまおうか。今日決めたら、もう逃げられないよ」
 おじさんはぼくのしがみつく手をほどいて、軽くだいた。
「こっちにおいで……ここに立っているんだ」

 それはおじさんの家の中で、ゆいつぼくが入ったことのない部屋の前だった。ぼくのうちとおじさんの家は鏡合わせだから、ちょうとお父さんの部屋の場所。

 おじさんはカギを持って戻ってきた。それをカギ穴にさして、かちゃりとカギを開けた。
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