STIGMA Side-Koichi Vol.2
STIGMA Side-Koichi Vol.2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:STIGMA

公開開始日:2012/10/16
最終更新日:---

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STIGMA Side-Koichi Vol.2 第8章 7
 ぼくは三日目の夜、おじさんの家のチャイムを押した。
「おじさん、ちょっと中に入っていい?」
 誰かに聞かれていい話じゃなかった。おじさんはぼくを玄関の中まで入れてくれた。
「おじさん、どれいって」
 おじさんは表情を動かさない。
「何もかもいやだって言っちゃいけないの?」
「そりゃ、限らんな。ご主人様しだいだ。私だって幸一がいたすぎるかな、という時加げんしているし、もっとしてほしい、っていうようきゅうにも、こたえている」
 おじさんはそう言ってにやりと笑った。
「じゃ、おじさんおねがい。ぼく、あのおくすりいやだ。はなから吸うやつ。こわいんだ」
 おじさんは首をふった。
「どれいがいやがるから何でもいうことをきくんじゃ、それもどれいとご主人様じゃないよね。あれは私がとてもやりたいんだ。どんなに幸一がいやがってもね」
「…………」
 ぼくは泣きそうになった。
「いやならもう来なくていいんだよ。昔のどれいとちがって、私はお前をずっとしばって閉じこめておくわけにもいかない。言うこときかないどれいなんかいらないからね。ざんねんだけどかわりをさがす」
 おじさんはぼくをドアから押し出そうとした。
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