STIGMA Side-Koichi Vol.2
STIGMA Side-Koichi Vol.2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:STIGMA

公開開始日:2012/10/16
最終更新日:---

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STIGMA Side-Koichi Vol.2 第1章 プロローグのモノローグ
 土曜の夜九時過ぎ。ぼくはおじさんの車の助手席に乗せられていた。お父さんもお母さんも家にいたはずだけど、何も言わずに出てきた。こっそり、っていうほどじゃない。そんなことしなくても、二人ともぼくのことなんか気にもしていない。
 九時っていう時間は、かなり遅めだった。ふだんは土曜日、もっと早い時間からぼくはおじさんと過ごしている。

 ぼくのおしりの中には、ローターっていう、短いソーセージみたいな形をしたおもちゃが入っている。おじさんがくれた大人のおもちゃの一つだ。ぼくは子どもだけど、おじさんにそういうものをもらって、おじさんの言うとおりに使う。例えおじさんの見ていないところでも、言うとおりにしなくちゃいけない。ぼくは約束を守ってきたし、もしうまく守れなかった時には正直におじさんに言っておしおきしてもらってきた。

 おしりのローターは車が大きく揺れるたびにぎゅううん、と強くおしりの壁を押して、ぼくはその感覚や、これからどんなことをすんるんだろうっていう期待に、おちんちんがかたくなってパンツも少し濡れている。
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