PC売り場の誘殺3(思い出編)2
第2章 PC2・ビキニ選びのコツ・巨乳気味の久美と爆乳の香・事情違い
久美は24歳になってドキドキする自分を恥じながらビキニを選ぶ。死んでやるとか思いながら一つ手に取った。すると隣に立つ香が小さな声で言った。
「私、調べたんだ。私みたいな女はブラタイプが良くて、小幡さんのような人は三角がいいんだって」
調べた? 久美が横を見ると、赤い顔の香はネットで少し調べたんだと返す。そしてこうも言う、どうせやるんだったら似合うようにしたいとか、少しは魅力的に見せたいとか可愛い事。久美は、香の肩を叩いて一緒に魅力的になろう! と言いたくなってきた。
で、説明だけ聞いておく。なぜ私が三角で藤本さんがブラタイプになるのかと。それを気持ちに入れて熱く魅力的になりたいようだ。
「私が三角だとボリュームが出すぎで、小幡さんが三角だとクッと整って、私がブラタイプだと整い、小幡さんがブラタイプだと少しボリュームが寂しく見えるんだって」
そんな恥じらいの説明を聞いて久美は気持ちを引き締めつぶやいた、みんなで一緒に魅力的になろう! と。大人な久美の声が少し興奮気味。
そこに明美がやってきた。久美の横に立ち、彼女が選ぼうとしている白い三角を否定する。それはダメ、小幡先輩に似合わないからダメだねと評論家のような口調で否定。明美が言うには、久美は黒で大人の感じを出すのがいいらしい。黒が似合うなんて美人の証拠だよと褒めたりもする。そして、そんな小幡先輩が見てみたいなとさり気なく刺激。
「小幡先輩の黒いビキニで谷間って、周囲の男性は焼け死んじゃうだろうな♪」
明美に刺激を受けた久美は、ブラでさえやった事がない黒色を三角ビキニでやる決意を固めた。というよりは洗脳された感じだったか。次に明美は香の横に立つ。ジッとその豊かな胸を見つめて香をイライラさせる。
「藤本先輩、ダメ・ダメ。オレンジなんて冴えない。それって、小学生が黄色い傘を使うのと似てる」
お節介なAカップが指差すのは、薄い青と白のストライプ。彼女が言うには、香は可愛いからこれくらいが適度に似合うらしい。言われた通りにビキニを手にして問うた。あんたは何を選ぶのと?
明美は得意気に豹柄のビキニを見せて香を仰天させる。もっとも刺激的な類として名高い豹柄。明美は言う、ビキニって目立ってナンボでしょうと。生々しい感じの説得力、そして女の悦。
2