PC売り場の誘殺3(思い出編)1
PC売り場の誘殺3(思い出編)1
成人向
発行者:jun( ̄ー ̄)ノ
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:etc

公開開始日:2012/09/30
最終更新日:2012/09/30 23:43

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PC売り場の誘殺3(思い出編)1 第7章 PC6・そこに外から帰ってきた3人の女子店員
 「お客さん、とにかくうちでは手に負えません。データーの復旧業者を紹介しますから」

 店長の信也はそう言って手打ちを要求した。しかし保男がさらに怒り狂う理由は2つ。まず、BDディスクだけでなくSDHCまでゴミ箱に放り投げ捨ててしまった痛い事実。

 そしてもう一つ。娘達を誘ってもう一度海が、それが簡単に実現出来るようでそうでもない。ましてもう一度ビキニ姿をやってくれと言っても、娘達は2回もサービスには応じてくれないのだろう。こうなると保男が涙まで浮かべて怒るのは当たり前。彼にしてみれば、この店で買ったBDに問題がなければ平和だった。全てこの店が悪い、1から100までこの店が悪い。

 そこに、昼休みの昼食を外に取りに行っていた3人の女子が戻ってくる。入り口の近くで信也が知らない男性に言い寄られている姿が見えた。

 「店長だ、どうしたんだろう」と久美は少し心配気。昨今は何かと理不尽なクレーマーが多い。久美からすれば、信也は少し優しいというか気が弱いと思う。よって少し心配。そして3人が、2人の男を通り過ぎて店の中に入ろうとした。

 その時だ、ちょっと待った! と保男が声をかける。

安男は目の前の店長なる信也という男を無視。顔の方向を3人の女子に向けた。ちょっと待ってくれ、彼は何やら興奮しているようでタバコを銜えて火を付ける。信也という店長が、この子たちは関係がないですとつぶやいたら、お前は黙ってろ! と叱咤。
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