三毛猫は笑う
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発行者:MEI
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ジャンル:ミステリー・推理
シリーズ:三毛猫シリーズ

公開開始日:2010/06/21
最終更新日:2010/06/26 23:54

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三毛猫は笑う 第1章 プロローグ
カツカツ、とヒールの音だけが夜道に響く。



今日はここ最近で1番ではないかというくらい寒いためか、歩むペースも次第に速くなっている。



その足音に合わせてもう一つ足音が増えた。



わざと一定の距離感をとっているのか、足をとめれば、後ろにいるだろう人物も足をとめる。



歩きだせば、歩き始める。



いたずら?ストーカー?



…まさか、最近テレビを賑わせている無差別連続殺人事件の犯人だろうか。



考え始めたらとまらなくなり、ゴクリと息をのむ。



歩くスピードをわざと遅らせ、ついてきているのを確かめると一気に走り出した。



不意をついたからか、後ろの人物のスタートダッシュが遅れたようだった。



一生懸命に逃げる。大通りに逃げれば助かる。



そう思った時には、耳元で声が聞こえてきていた。



「…つーかまえた。」



しゃがれた男の声は嫌悪感を抱かせた。
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