三毛猫は笑う
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発行者:MEI
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ジャンル:ミステリー・推理
シリーズ:三毛猫シリーズ

公開開始日:2010/06/21
最終更新日:2010/06/26 23:54

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三毛猫は笑う 第2章 新マネージャー
嫌な顔はせず黙って俊介の前に立つ拓海。



「俺のこと…知ってるだろ?」



「はい。阿久井 俊介さん。歳は25。好きな食べ物は生姜焼。嫌いな食べ物は魚。作詞作曲を手がけ、本郷さんとの楽曲は必ず売れると評判。俳優としても活躍中。好きな女性のタイプは」



「ストップ!!…もういい…よく知ってるみたいだな俺らのこと。」



「見習いといえどもマネージャーですから。」



拓海は眼鏡の真ん中を指で押して瞳を細める。



「すっごいな!!拓海君!!あ、でも一つ気になったことがあるんだけど?」



要が拓海に近寄る。



「なんでしょうか?」



「本郷さんは嫌だな。」



「?」



「他人行儀みたいじゃん!!百歩譲って要君がいいな!!」



勢いよく拓海にお願いする。



「要…君?いや、でも…」



「ダーメ!!決定!!」



「本ちゃんのこの手の我が儘には誰も逆らえないから観念したほうがいいよ。」



笑いながら実が言う。隣では純也が実の肩に身体を寄り掛からせて眠そうに頷いている。



拓海は俊介にも視線を送ったが、肩をすくませられただけだった。



どうやら従う他ないと悟った拓海は渋々頷いた。



要は満足げに笑ったのだった。
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