お姉ちゃんSOSデート
第6章 ☆Wデート3・初めてのビキニ(練習しておいてよかった)
「牛乳飲むよ、今日からバケツ一杯に飲むから!」
成美は優子が白いブラを外してふくらみを見せてくれたら叫ばずにいられなかった。豊かな胸のふくらみ、整ってきれい。嫉妬も通り越して尊敬の対象。自分の母親より尊敬の対象。牛乳を飲むと固く心に誓う、神さまの援護を期待して。
で、やはりという感じで来た。
触りたいと成美が言い出すから優子は少しだけ触らせてやる。
ただし胸のふくらみは性感帯で非常に感じやすいのであまり触られては困る。
柔らかくて気持ちいい! と感嘆された所でスッパリ切る。長々触られ顔を赤くする自分は見られたくなかった。それは優子の乙女心が持つプライド。決して自分を取り乱すなかれと。
(練習しておいてよかった……)
優子はビキニをスムーズに着けながら思った。隣の成美に熱視されても慣れた感じ。年上の女たるもの、年下に戸惑いやら見せたくない。ただちょっとだけ、ビキニ姿の自分を鏡で見てドキドキする時間を奪われたのは残念だが背に腹は代えられぬ。
三角ビキニでは恥ずかしさが大きすぎたのでクッと整うブラタイプのビキニ。それでも小6の優子は周囲から注目の的。
さて4人がまたご対面。
大西康則、ビキニ姿の優子を見て思わず顔に手を鼻に当てたりする。すごい! 谷間! 柔らかそう! と揃っている故に衝撃を受けた。もしかして自分は鼻血を出していないかと心配した。
康則は小声で真治に言う、優ちゃんは凄いなと。そしえ真治はずっと姉の谷間に見蕩れていた。歩く時も泳ぐ時も、それだけで幸せ。別にプールで泳がなくても十分満足なのだろう。
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