お姉ちゃんミニサイズ
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成人向
発行者:jun( ̄ー ̄)ノ
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:etc

公開開始日:2012/09/11
最終更新日:2012/09/11 01:58

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お姉ちゃんミニサイズ 第4章 スーパーキノコ発動
 乗って、弟はそうつぶやいて左手の平を差し出した。本当に10cmという大きさの姉が動いている。可愛い人形のようで生きた人間。すごい事だ。

 ジッと手の平の上にいる優子を見つめていたら、思わずスカートを捲くり上げてみたくなった。「こら、バカ!」と叫びながら、手の平の上で小さくなっている姉はスカートを両手で抑えながら正座するように膝を落とす。

 クッと怒った顔で睨む優子を注視してみると、当然ではあるがミニサイズになっても胸が豊かという部分は変わらない。それを今触ったらどう思うんだろうとか、弟はそういう事を考えてしまったりする。

 「そういう目で見るな! 変な事したら、後で許さない」

 姉が真っ赤な顔で怒っているのが、とてつもなく可愛いとか思ってしまう弟。ずっとこのままでいたらどう? とかぶつやいて怒らせてしまう。

 とにかく優子は買い物袋の中に入れられた。こっそりと中の商品に隠れるようにして顔を出し、自分の状況を信じ難い事に事実なんだと思いながらドキドキする。目に映るモノに世界は全てが異質でファンタスティックのよう。

 家にたどり着くと、真治はそっと自転車置き場の所でかがんだ。そして姉を袋から出して待っていてと伝えて見下ろす。

 優子はこんな場所で一人にしないでと大きな声で叫ぶ。今の姉にしてみれば、仮にここでゴキブリと遭遇したらショック死しかねない。仕方ないなとつぶやく弟は、家の中に入るとすぐに応接間に入ってソファーの下に隠れているようにと伝えてから母の待つ居間に戻った。

 「お帰り、優子は?」

 母がもっともな事を言ったので、友達と遭遇したからお喋りをしているとウソを言う。他に思いつかなかった。

 でもここで予期していない事を母が言い出したのだ。何でも急に父と人で親戚の家に泊りがけで出向かねばならなくなったらしい。明日の夜に帰ってくるとか言うのだから、何となくホッとしてしまう。小さくなった姉を見られないで済むからだ。どうせ大人は冗談が通じないのだから見せられるわけが
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