PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・中編)
PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・中編)
成人向
発行者:jun( ̄ー ̄)ノ
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:etc

公開開始日:2012/09/06
最終更新日:2012/09/06 00:24

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・中編) 第4章 PC4・大活躍のグラマーさん・そんな香が掴めずイラつく店長
 ちょっと失礼します。そう言った香は携帯を取り出した。そして耳に当てて電話を始めた。何やら友達に断りの電話を入れないといけないらしい。

 「あ、私。ごめんね、今日は大事な話があるって事で店長さんと居酒屋に行くの。それが終わってからそっちに行くよ。別に深夜になってもいいんだよね? 今から2時間後くらいかな、多分ね」

 という会話。尚樹はそれを聞くと思わず握った手で自分の膝を殴りたくなる。なぜなら今の会話は、彼が香を夜遅くまでたぶらかす事が不可能になったと宣告と同じだから。

 居酒屋に到着。彼は居酒屋に誘った口実を完全なモノにするため、5000円を入れた封筒を、金一封と称して渡す。つまり香を褒めるために誘ったという話の具体化。

 どうもありがとうございます。笑顔の香。さらに彼は誤算を目にする。なんせ強い。てっきりお酒を飲んだら可愛く目を回すかと思った。でもそんな気配なし。どうやらアルコールに強い体質らしい。

 「じゃぁ、私はそろそろこれで」と、香は立ち上がる。あぁ、お疲れさん。尚樹はタバコを吸いながら香が立ち去るのを止めない。というより止められない。なぜなら先の電話の話があるからだ。

 一人になると大変に損した気分。勝てない麻雀に疲弊してぶっ倒れるのに似ている。タバコを吸いながら彼は酔いで目が回る。香は元気一杯、自分だけ死んでいる。藤本 香は食えない。
8
最初 前へ 567891011 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ