PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・中編)
PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・中編)
成人向
発行者:jun( ̄ー ̄)ノ
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:etc

公開開始日:2012/09/06
最終更新日:2012/09/06 00:24

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・中編) 第4章 PC4・大活躍のグラマーさん・そんな香が掴めずイラつく店長
 さて、森下尚樹は最近とっても憂鬱になった。香は大活躍、PC売り場は大繁盛。でもそれは、彼にとっての個人的な焦がれとは何の関係も無い。知った事か! と言いたくなってくる。

 彼は香の胸にクッと顔を当てて抱きつくとか、ベッドに押し倒して求めるとかしたいのである。あの胸に抱かれたいのだ。

 後ろから抱きつきたくなる藤本 香という女。20歳のすごいグラマー女子。彼は最初、楽勝だと思っていた。すぐに親しい感じを作って油断させ、そこを押し倒して求める。そしてその求め愛が終了すれば、自分と香は結ばれるという物語まで思い描いていたほど。

 それがどうして、何やら掴めない。キャラクターが透明みたいな感じだから上手く掴めないという感じだ。

「藤本さん、今日は大切な話がある。だから今日は、仕事が終わったら俺に付き合うように。居酒屋に行こう」

 と、尚樹が耐えかねて行動に出た。ただ誘うだけでは香が応じない。そこで大切な話があるという表現で鎖をかける。店長という身分の特権だ。さすがの香もそれを拒む事は出来ない。そして彼は思う、居酒屋で彼女を酔い潰してラブホテルだと。
 
 (やったぞ、今日はゴールインとか出来るかもしれないな)と、仕事を終えた尚樹が感激。ちゃんと香が待っているではないか。行きましょうかと、ニッコリ笑う香を見たら気持ちが高ぶる。彼は思った、もしかしてこの女、俺の事が好きなんじゃないかと。そして近くの居酒屋ではなく遠出すると言ってタクシーを拾った。気分は誘拐だ。

 タクシーが動き出す。後部座席に2人並んでいる。もっと密接したいと思いながら我慢。もし急ブレーキがかかったら、彼は演技しながら彼女の胸に抱きつく決意である。

 
7
最初 前へ 45678910 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ