PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・前編)
PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・前編)
成人向
発行者:jun( ̄ー ̄)ノ
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:etc

公開開始日:2012/09/04
最終更新日:2012/09/04 21:11

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PC売り場の誘殺2(掴んでみせよう・前編) 第3章 PC3・いざとなりゃ直談判よ・トレード確定
その日、尚樹は店の仕事を放り投げて本社に乗り込む。彼は熱意の持ち主だからワンマン会長の西村と話をする段取りまでとっくに付けている。そして彼は会長室に呼ばれて話を始める。

 「いや、だからね、信也では優秀な人材を育てる能力がないわけですよ。潰したらいけない、だから俺が育てたいわけです」

 尚樹はタバコを吸ってもいいですか? と丁寧に述べて許可をもらうが、心の中では笑っている。年老いた西村を丸めるなど楽勝。そもそも店長という役職は言い訳をするためにある、だから口達者。

 尚樹はタバコを吸いながら、遠回し的にあれこれつぶやき、西村のうざい話を適度に促す。そして西村がちょっと考え出したときに攻撃を開始。ここが年寄りを攻め落とすべきツボ。

 「ねぇ会長、どんなに優秀な人材だって潰れたらシャボン玉と同じ。すぐに消えて二度と再生しない。でも、あの藤本 香を俺の店に回してくれたら彼女は育つ。会社に莫大な利益をもたらしてくれる」

 傲慢な西村は、会社が儲かるという表現を繰り返されて次第に脳みそが洗脳されていく。すっかり尚樹のペース。彼はタバコを吸って真面目な顔だが、心でつぶやく。楽勝だぜベイビ~と。

 「あ、もらうだけでは気が悪い。だから俺の店にいる女の子を一人、要するにトレード。それだったら信也も納得すると思います。俺は平和を愛してるんで」

 というわけで話が決まった。尚樹の店にいる加藤明美という女子、彼女と香を交換。尚樹にとっては黄金トレードであり、信也にとっては腐れなトレード。それが成立してしまった。
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