僕たちは、金持ちになりたかったわけじゃない。
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ジャンル:ノンフィクション

公開開始日:2012/10/14
最終更新日:2012/10/14 20:35

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僕たちは、金持ちになりたかったわけじゃない。 第1章 回顧録その1 終身雇用と年功序列
~僕バージョン

僕たちは、都内で働くいわゆる普通の会社員だった。

でも、僕は最初から長く働くつもりなんてなかったんだ。

だって、そうでしょ。子供の頃、塾通いで乗らされたあの満員電車。

あんなのないよ。会社に行く前から魂を抜き取られるようだ。

どうして皆、あの満員電車に我慢出来るのか、僕には分からない。

昔、母親に聞いた事がある。

Q「なんでいい大学に行くの?」

A「いい会社に就職するためよ。」

Q「じゃ、なんでいい会社に就職するの?」

A「いい会社に入れば、終身雇用で一生苦労しないのよ。

年功序列っていって、ずっと働き続ければ、ちゃあんとお給料も上がっていくし。」

Q「は??何それ?ありえないでしょ。そんなこと続くわけないよ。」

A「そういうもんなの。あなたのためよ。言う事聞いときなさい。」

Q「、、、、」

母親の強い勧めに従い、僕は、とりあえず、就職してみることにした。

してもない事を、あれこれ評価するのもどうかと思って。

東京のビジネスビル街を、携帯で話しながら闊歩する姿に、多少の憧れもあったりして。

僕たちは、第二次ベビーブーマー。

時は、就職氷河期。

とりあえず会社は決まった。

ま、2、3年働いてみるか。

そんなノリだった。
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