告白の行方
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成人向完結アフィリエイトOK
発行者:廣瀬 るな
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/06/18
最終更新日:---

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告白の行方 第1章 初めての告白
本気も本気。ずっと長い間秘めていた気持ちを打ち明けたのに、それを疑われるなんて。かっとなった彼女は、彼の端正な顔がものの見事に歪んだ事にも気づかずに、その目を正面から見つめ返した。うす暗がりの中、男と女の視線が交差する。
 里歌は告白したときよりももっと心臓がばくばくと鳴っているのを自覚しながら、顔を真っ赤にしながら言い放つ。
「本気で好きなんです。本気で愛しているんです」
そして下唇を噛む。例え彼女がいくら心の底から愛していると言っても、彼にとっては紙切れみたいな言葉なのだ、と。それでもやっとの思いで
「本気なんです、私。証明してみろって言われたら、どんな事でも出来ますから」
と断言し、決意を込めた眼差しで彼を見つめた。すると彼はゆっくりと首を傾げ、彼女の全身を視線で舐め回した後
「じゃあ」
薄い笑いを頬の端に浮かべ
「本気だって言うんだ」
とーーーおもむろにスーツのジャケットのボタンに指をかけた。
「あっ、えっ?」
有り得ない展開に彼女は戸惑った。しかし長野はおかまいなく、怪しい視線を彼女に投げかけながら、細くて長い指で次々とボタンを外した。やがてプレスされたピンストライプのワイシャツが現れ、唖然とする里歌に見せつけるかのように、後ろの机に上着を放ったかと思うと
「じゃあ、君の本気を見せてもらおうじゃない?」
彼は一歩踏み出し、こう言い放った。
「俺のしゃぶってくれたら、信じてやる」
と。
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