STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:STIGMA

公開開始日:2012/07/23
最終更新日:---

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STIGMA Side-Kurosaki Vol.1 第6章 5
 寝室のベッドに、幸一を大の字にゆったり寝かせると、私はサイドデスクの引き出しからローションの大型ボトルを取り出した。
「お尻に入れる前にからだをあっためてやるよ。新しい気持ちいいことをしてやるからな」
 私は言って、右手にローションをたっぷりととった。そしてその手で幸一の性器を包むように握った。幸一はからだをびくっとさせた。
 ぬるぬるの手指で、戻っていた幸一の包皮を剥き、敏感すぎてさっきは痛がった部分に触れ、じわじわと力を込めてこする。幸一の性器はあっという間に目一杯勃起した。痛みよりも明らかに快感が勝るようで、幸一はからだのあちこちに代わる代わる力を入れてひねり、「アア! アア!」と声を出した。満腹から来る眠気も、すぐに飛んでしまったらしいな。
「どうだ気持ちいいか?」って訊いてやると、幸一は何度も首を縦に振り、また「気持ちい……」と高く掠れた声を上げた。恥ずかしがらずによく言えたな。もっと気持ちよくしてやるからな。

 幸一は喘ぎ、からだをひねり、ほとんど理性などなくして激しく反応を続けた。このままあまり続けると惰性になるか、疲労がきてしまう。夜は長い。私は幼い性器への刺激をいったん中断した。
 今度は幸一のすべすべの胸にローションをたっぷりと流し、それを塗り拡げた。上半身全体がぬるぬるになった幸一のからだに、ピアノを弾くように指を立て、指の腹を使って乳首からへそへ、わきの下から腰へと、引っかくように刺激した。ローションがなければ痛いほどの強さで、胸には赤い痕が残り、柔らかい腹部には指が食い込んだ。私は縦横に走る指の動きを速くする。快楽かくすぐったさか、幸一は荒い息を吐きながら身を捩った。幸一の熱っぽい目線は、一番気持ちのいいところの刺激の、続きを求めていると思う。そのために私は、ペニスへの刺激を一度中断したのだから。
 もう少しじらしてやる。時間はたっぷりある。私はぬるぬるの指で幸一の腕を強くつかみ、わきの下に親指を食い込ませた。ローションはところどころ乾きつつも、胸と腹部だけでなくそこら中をぬるぬるにした。
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