STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:STIGMA

公開開始日:2012/07/23
最終更新日:---

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STIGMA Side-Kurosaki Vol.1 第5章 4
「私がちんちんさわるのは、嫌だったかい? 正直に言っていいんだよ。どうしても嫌ならもうしないから……」
 幸一は私の言葉が終わる前にまた強く首を振った。幸一は選ぶ権利を与えられているようで、実は私に全てを選ばされている。私がにっと笑うと、幸一の顔にわかりやすい安堵の表情が拡がった。
「じゃあ、おじさんにちんちん触られるのは好き? 気持ちいい?」
「……うん……」
 幸一は首を少し持ち上げ、恥ずかしそうに肯定した。それでいい。
「あれもセックスの入り口みたいなもんだよ。だから気持ちいい。でもたぶん相性の合わない人や、まして嫌いな人にはされたくないはずだ? 違うかい?」
 幸一は物心ついてからこっち、自ら大人との当たり前のスキンシップさえ、避けてきたのだ。
「おじさんは幸一抱っこしたいなあ、裸にしたいなあ、セックスしたいなあ、って、たぶん会ったその日から始まって、少しずつ強く思うようになったのさ」
 その本質が肉食動物の食欲のようなものであったとしても、私は嘘をついていない。
「もちろん『普通』のことじゃない。『普通』の人には絶対ばれちゃいけない。男同士、しかも子供とセックスなんて、『普通』の人は絶対したいと思わない。でも私はしたいと思うし、特に幸一とはどうしてもしたいのさ。私はがまんしない。だから幸一に嫌われても、たとえ二度とうちに来なくなっても仕方ないから、こうして幸一に正直に話している。私はね、幸一。どうしても欲しいと思ったものは、どんなことをしてでも、手に入れようとする。法律に違反しようが、ばれたら『普通』の人に嫌われようがね。幸一も私のことが嫌いになったら……」
 幸一はがばっと上半身を起こし、私に抱きついてきた。
「ならないよ! おじさん好きだもん……」
50
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