STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:STIGMA

公開開始日:2012/07/23
最終更新日:---

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STIGMA Side-Kurosaki Vol.1 第8章 7
 私は私の存在を教師に話したことについては、何の問題もないと幸一を安心させ、幸一の家の電話で学校に電話した。「幸一君の隣に住む黒崎です。食事もちゃんととらせますし、時々様子を見てよくならないようなら病院に連れて行きますよ」などと、明るく安心感を与える口調で幸一の担任教諭に伝えた。私は外面がいいのだ。外見は多少人を警戒させるが、電話や文章では私は必要に応じて様々な人間を演じられる。
 電話を切って、幸一に「うちで朝ご飯食べるかい?」と笑顔で誘ってやると、幸一の顔がぱっと明るくなって、すぐうなずいた。彼の無垢な笑顔はなぜか私を疼かせた。例えば罪悪感などを、感じるシチュエーションでもないだろうし、私はそもそも罪悪感などと無縁の人間のはずなのだが。
 幸一は明らかに歩き方がおかしかった。相当腫れがきているな。「今日はセックスはなしだよ。ご飯食べたら家でちゃんと寝るんだよ」と私はますますにこにこして言った。幸一は恥ずかしそうにうつむいた。
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