STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
STIGMA Side-Kurosaki Vol.1
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:STIGMA

公開開始日:2012/07/23
最終更新日:---

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STIGMA Side-Kurosaki Vol.1 第7章 6
 私はコーヒーとホットサンド、幸一はコーラとチキンライスだ。注文が届いてから、私は幸一にこそこそと話しかけた。幸一はスプーンを置いて、私に顔を寄せてくる。
「どう、お泊まりは楽しかった?」
「うん」
 幸一は至極健全で明るく元気な口調で、返事してきた。
 私はいっそう声をひそめた。
「またセックスしたい?」
 幸一はもじもじして黙った。アナルや股間が気になるかな。しかしやがて、
「……うん」
 とうつむいたまま、低い声でやっと返事した。上目遣いで私を見るので、微笑みを返してやる。
「よし。いいね。じゃ、その代わり、おじさんにいくつか約束してくれ」
 セックスは「してやる」ものだというスタンスの物言いだ。幸一はそのこと自体は当たり前に受け止めたようだが、「約束」の中身は想像できなかったようだ。
「僕誰にも言わないよ」
「それは当たり前だよ。そうじゃなくてね……おじさんとのセックスが楽しくなるための約束だよ」
 まあこう言ってもまだわかるまい。幸一は不思議そうな顔で私を見つめる。私は彼の間近に寄って囁く。
「おじさんに無断で、おちんちんやお尻を触って気持ちよくならないこと。できるかな?」
「え……」
 戸惑って幸一は声を漏らす。考えもしなかった「約束事」だろう。
「お風呂で洗うとかは当たり前で仕方ないけど、自分でおちんちんいじったりお尻に指入れると気持ちよくなるだろう?」
 幸一は首を傾げる。
「勝手にそういうことをされると、おじさんとのセックスの楽しさや気持ちよさが減ってしまう。それに毎日そういうことをすると、癖になって勉強とか、他のことの集中力がなくなってよくないんだ」
 本当のことだ。嘘はついていない。幸一はうなずいた。
「約束できる?」
「うん」
 幸一は迷いなく声を出し返事した。これは非常に「立ち入ったこと」への支配と服従契約なのだが、幸一がその本質に気づくには時間がかかることだろう。
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