蜜事-私のお父様-
第1章 暗闇の中から迫る手 1
男の熱い手が、私の秘部に伸びる。
「嫌、いやっ!」
そんな叫びをいともせず、その手は暴れる私の足を抑えつける。
男は私の足を強引に開き、重心をかけ、私に身動きをとれなくした。
スカートから露出しているであろう、ピンクの下着が無理やりに剥がされていく。
男が何のために私に足を開かせたのか。抑えつけたのか。そして、下着を剥ぎ取ったのか。
頭の中で全てが繋がり、全身がぶるぶる震えだす。
「嫌っ!やめて!!」
必死に抵抗し撥ね退けようとするが、男の人の力は信じられないほど強くて、ピクリとも動かない。
逃げられない。
突然、暗闇の中で私の両足が掴まれ高く持ち上げられた。
恥ずかしい!頬が熱を持ち、顔が赤くなっているのがわかる。
これじゃ、おまんこが丸見えになっちゃう……まるで赤ちゃんがおしめを換えて貰っているみたい……。
高校生にもなって、見知らぬ男の前でこんなポーズをさせられていると思うと恥ずかしくてたまらなかった。
「い、嫌……」
ふるふると首を横に振っていると、瞳が涙で潤んでくる。
恥ずかしくてたまらなくて、小鳥のさえずりのような小さな声しか出ない。
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