旦那の目の前で犯される私
旦那の目の前で犯される私
成人向完結
発行者:Tira
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/06/05
最終更新日:---

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旦那の目の前で犯される私 第1章 姿が見えない同僚
(この姿ならば誰も気づかない)
「ちょ、ちょっと待ってよ。だからといってマンションには入れないわよ」
(いいさ、勝手に入るから)
「ダ、ダメッ!」

 危険を感じたのか、裕子は慌てて走り始めた。見えない沖村に追いかけられているようで怖い。それでも必死に走ると、エレベーターを使わずに五階にある自分の家に飛び込んだ。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 息が上がって苦しい。しかし、沖村から逃れることが出来た。
 そう思っていたのだが――。

(ははは。結構足が速いんだな)
「ひっ!」

 裕子の後ろから沖村の声が聞こえたのだ。

(足が速くても、女性の裕子に負けるはずないじゃないか。ようやくマンションに入ることが出来たよ)
「そ、そんな……」
(綺麗なマンションだな。確か結婚相手は医者だったよな)
「ダメ。お願いだから出て行って。もうすぐ鎮男が帰ってくるんだから」
(いいだろ、旦那には見えないんだから)
「絶対にばれるに決まってるわ。見つかったら私達は……」
(だから見つからないようにするって)
「ダメなのっ。さっきメールが入ったのよ。もうすぐ鎮男が帰ってくるから早く出て行って」
(つれないこと言うなよ。そうだ、逆にわざとばれるってのもいいかもしれないな)
「な、何考えてるのよっ。私は今、幸せなんだからっ」
(それじゃあ俺にもその幸せを少しくらい分けてくれてもいいじゃないか)
「だからダメなのっ」

 ピンポーン

「あっ……」
「帰ってきたみたいだな」
「そ、そんな……。気づかれないように帰ってよ。絶対にダメなんだから」
「鎮男君には、まるで独り言を言っているようにしか聞こえないぞ」
「だ、だから……」

 ピンポーン

「は、はいっ」

 裕子はやむを得ず玄関の扉を開いた。

「ただいま」
「お、おかえりなさい」
「どうしたんだ?出てくるのが遅かったじゃないか」
「う、うん。ちょっとトイレに入っていたから」
「そっか」

 鎮男は裕子に微笑みかけると、寝室にあるクローゼットにスーツを掛けに行った。
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