教室でカップルに……を、されてしまいました
教室でカップルに……を、されてしまいました
成人向完結
発行者:竹井克
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/06/29
最終更新日:---

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教室でカップルに……を、されてしまいました 第1章 え・・また?
「だからあ、ふざけんなって、お前が間違ってんのに肘でぶってくんなよ!」
 武田新治はそういうと、須本春美の胸を制服の上からわし掴みにした。
 両手にそれぞれを掴んだ武田は、ぐっと力を入れ、手にしたものを揉み始めた。
 須本春美の口から、く、と呼気が漏れた。
 鼓動が高鳴るのを気付かれまいと、わたしは平然とした態度をよそおった。
 自然呼気が荒くなっているのを気付かれまいと、なんとかゆっくり静かに息を吸った。
 昨日と同じように、わたしは気付かないふりをして、ノートと睨めっこしていた。
「悪いのはそっちでしょうよ。もう!」
 須本春美は、武田新治の股間をぱしりと叩いた。
「いて、畜生」
 反撃とばかりに、また胸を揉みしだく武田。
 どっちが悪いのなんのと大声を出しながら、二人はしばらくお互いのその部分を攻撃し合っていた。
 二人にとっては、どうでもいいのだ。そんなこと。ただ、わたしに、そういうことを見せ付けるのが、目的なのだ。昨日のことで、充分にそれが分かっていた。
 やがて、春美は武田の後ろに回り込むと、両腕をお腹に回して、締め付け、押さえ付けようとし始めた。
「おい、放せよ春美!」
 と、武田は振りほどこうとする。
 男子の力で、小柄で華奢な春美を振りほどけないはずがない。きっと、わざとだ。また、今日も。
 わたしの目と鼻の前で、二人はやり合っている。でも、わたしは気が付かないふりをしていた。
 だって、どうすればいいのか分からない。
 わたしがそんな、気の弱い性格だから、二人も面白がってこういうことをしてくるのだろうけど。
「バカ新治、おしおきしてやる。これで反省しろ!
 春美は、武田のズボンのファスナーに手をかけ、一瞬にして引き下ろすと、その中に一気に自らの手を突っ込んでいた。
 中で、なにやらもぞもぞと動かし、引き抜いたかと思うと、その手にはなにかが握られていた。
 無視を続けるつもりであったが、無意識に視線が動き、ついわたしは、それを見てしまった。
 その、巨大なイモ虫のようなものを。
 ぎゃっ、とわたしは叫んでいた。
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