義弟の一言で狂った私の人生
義弟の一言で狂った私の人生
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発行者:マリアンヌ
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/06/14
最終更新日:2012/06/14 12:33

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義弟の一言で狂った私の人生 第2章 分かれ道
抱き寄せられたままの体を、

必死にはがそうと腕を突っぱねるが、

無駄だった。




「彩子さんだって分かっただろう。」




再び強い力で引き寄せられ、

耳元でささやかれる。




「兄さんは君を一番には考えていない。俺なら。」


「俺なら、いつでも君を一番に考えるよ。」




囁きながら、

耳元をなぞるように生温かな舌の感触が触れる。




「君が悲しむことがないように。いつも笑顔でいられるように。」




悪魔のささやきのように思えた。




今まで必死になって抵抗していた力が、

一瞬にして崩れ落ちてしまう。




「彩子さん。大好きだよ。」




耳元でささやかれる優しい言葉が、

今は何より甘美に感じた。




抵抗しなくなったのを、

了承ととったのか。

久は、ゆっくりと彩子の体を

ベッドへと押し倒した。




久のやさしく温かい口づけを感じながら、

全てを受け入れるかのように、

ゆっくりと瞳を閉じた。
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