セーラー服好きの彼
セーラー服好きの彼
成人向完結
発行者:Tira
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/06/02
最終更新日:---

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
セーラー服好きの彼 第2章 彼を誘惑!
 白い半袖に、紺色の襟元には白いストライプが二本。その襟元には赤いスカーフがついている。セーラー服を着て外出するなんて、とても懐かしい感じ。七年前まではセーラー服が普段着のようなものだったのだから。
 それに、千夏の髪から漂うリンスの香り。いつもなら香水を付けて出社する明菜にとって、リンスの香りだけが体から発するというのは新鮮でもあった。
 俯くと、セーラー服を盛り上げる二つの胸。歩くたびに揺れる乳房の感じからして、もしかしたら明菜よりも大きいかもしれない。別に妹に嫉妬するわけではないが、大きな胸が好きな真二が見たらどう思うだろう?
 千夏と真二は全くの初対面ではない。真二が明菜の家に来た時に、たまたま顔を合わせた事があった。その時、千夏は私服だったため、セーラー服姿の千夏と顔を合わせても覚えていないかもしれない。

「真二、私の姿を見てどんな顔するかしら?少しからかってみようかな」

 デートをする約束はしていたものの、千夏の体を借りているとは言っていない。いきなり目の前に千夏が現れたらどんな対応をするだろうか?
 明菜は真二の行動に少し興味があった。

「うふふ。最初は秘密にして合おうかな」

 千夏の顔でクスッと笑った明菜は、ポーチの財布から自分の定期を取り出し改札口に通すと、快速と普通電車を乗り継いで真二が待っている駅に辿り着いた。
ちょうど駅前にある噴水が、車を持っていない二人がいつも利用する待ち合わせ場所なのだ。

「いたいた。クスッ、どんな反応するのかしら」

 噴水の向こう側に、白い半袖ポロシャツと青いジーンズを穿いた真二の立ち姿が見える。明菜は千夏が穿いている紺のプリーツスカートの裾を揺らしながら、気づかない真二に近づき、声を掛けた。

「ねえ、お兄さん?」
「えっ、俺?」

 振り向くと、セーラー服を着た可愛い女子高生の姿。真二は一瞬戸惑った。

「うん。ここで何してるの?」
「あ、ああ。人と待ち合わせをしているんだ」
「ふ~ん。待ち合わせって誰と?」
「えっ。べ、別に君に話す必要はないだろ」
「いいじゃない、教えてくれたって」
「どうしてさ」
「私、暇なんだ。だからお兄さんに遊びに連れて行って欲しいな」
3
最初 前へ 1234567 次へ 最後
ページへ 
http://tira.livedoor.biz/
ページの先頭へ