Happy Lovely
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発行者:リョーコ
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/02
最終更新日:2012/06/23 11:49

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Happy Lovely 第1章 五月病
「他に新しいことを見つければいいんですよ。そうすれば、新しい方が気になって、仕事は普通に出来るようになります」

「…はぁ…」

例えばそれ、新しい仕事を見つけて、転職した方がいいってことじゃないよね。

今更辞めて、新しい仕事を探すのは、余計に面倒だ。

しかもこのご時世、やっと見つけた仕事なのに、自ら辞めて、また仕事が見つからない日々が続いても、困るんだけどね。

一応、私、一人暮らしなんだし。

「…新しいことって言われても…私、特に趣味とかもないし…」

「別に趣味じゃなくても、何でもいいんですよ」

そう言いながらニッコリ笑って、彼は何故か、私の隣に移動してくる。

「…は、はぁ…」

…何、この先生。

彼はジッと私を見ながら、今度は薄ら笑いを浮かべた。

「…他に何か、ドキドキしたり、楽しいことがあれば、それを目的として、生活していくのが楽になりますよ。例えば…今ここで、僕と楽しい遊びをしてみるとか…」

…楽しい遊び?

「…な…何ですか、それ…」

思わず体が後ろに下がるけれど、背中に当たったのは、壁。

…やだ、何なの、これ…。

焦るけれど、体が動かない。

「…わかりませんか?大人の楽しい遊びです」

そう一言口にし、彼はまた笑うと、私の首筋に手を触れてきた。

「せ…先生…」

どうしていいかわからず、そう口にしたけれど、彼はその手で私の髪を梳き、そして顔を近づけてきた。

「…や…やめて下さいっ…」

両手で彼を避けたけれど、今度は腰を引き寄せられてしまう。

「…男に抱かれると、いい気分転換になりますよ?」

そんなとんでもないことを言われる始末。

ちょっと…そんな気ないしっ!!

「毎日平凡な日々が過ぎているだけだから、五月病なんかになるんです。いつもドキドキハラハラする日々だったら、ぐうたらすることもないし、毎日が楽しくなると思いませんか?」

耳元でそう小さく囁き、体が倒されていく。

てか、今座っているココも、診察台の上。

診察台に座るように言われた時に、怪しいと思っておくべきだった。
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