春夏秋冬 Ⅱ
春夏秋冬 Ⅱ
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/05/27
最終更新日:2012/07/12 19:23

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春夏秋冬 Ⅱ 第6章 パジャマと媚薬
「‥俺っ、おかしいっ」


「おかしくない…、凄く可愛い」


皓様は言葉の通り、甘くて優しい声で囁いて、パジャマの上から鎖骨や胸元に口付けては、濡れた音を立てて吸い付いた。

痛いようなくすぐったいような感覚に、堪えようもなく声が漏れてしまう。


「ひぅっ…」


「‥気持ちいいって言ってごらん。
一週間、俺に会えなくて寂しかったって言って。そうすれば、すぐ楽にしてあげる」


見つめてくる瞳が、言葉にしろと、訴えかけてくる。言葉にしないなら、このまま焦れったい愛撫を続 けると甘い脅迫を囁く。


「……寂しかった、
帰ってくるの待ってた」


寂しかった。

いつからだろう。
たった一週間離れているのが辛くなっていた。


俺のことを閉じこめたまま王都に出掛けていくこの人が、憎らしくて、恋しかった。


「…、いい子。
今夜は、ずっと二人でいよう」
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