春夏秋冬 Ⅱ
春夏秋冬 Ⅱ
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/05/27
最終更新日:2012/07/12 19:23

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春夏秋冬 Ⅱ 第5章 仲直りの夜と朝
その生田さんと言うのが件の師匠の内弟子さんなのだろう。俺が師匠に習っていた頃は、師匠に内弟子はいなかったはずで、今更ながら気になりだした。


「‥生田さんて、男、女?
歳はいくつ?」



生け花の教室にいるのは中年のおば様方だと思っていたが、まさか妙齢の人だろうか。

なんて思ってると、むっとした光が、その小さな頭で俺の顎に頭突きした。


コチンっと軽い衝撃が来る。


「ばか皓様っ」


「馬鹿じゃない、
光のことが好きなんだ」


妬きもちだ。

ただ、自分でも度が過ぎてるとは思うけど、どうにも出来ない。


「なんで、信じてくれないんですか」


「‥光のせいじゃない。
ただ、君は綺麗だし、俺はもうおじさんだから。不安になるときはある」


「俺を綺麗だというのは皓様だけだし、皓様はおじさんじゃない」


「ありがとう」


俺の胸元に顔を寄せていた光の身体を抱き寄せて、仰向いた顔にキスを落とす。

「仲直りしよう」
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