春夏秋冬 Ⅱ
春夏秋冬 Ⅱ
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/05/27
最終更新日:2012/07/12 19:23

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春夏秋冬 Ⅱ 第5章 仲直りの夜と朝


『ケンカ』で皓が王都から帰ってきて、二人が仲直りした夜の話






「‥ごめん、俺が悪かった。
でも本当に、気になっただけだったんだよ」



責めるつもりも、君の人間関係をこれ以上、取り上げるつもりもなかった。



「‥30分帰りが遅くなっただけなのに。何がそんなに気になるんですか…」


ベッドの中で、抱きしめ合いながら光の苦情を聞いていた。


一週間たったら、だいぶ気持ちが落ち着いて、俺は素直に配慮が足りなかったことを自覚した。何より、ケンカしたまま離れたのが辛くて、早く仲直りしたかった。

光も俺の話を聞く気になったようだった。



「心配だよ…。
と言うか‥、本当に気になっただけなんだ。はっきり言ってくれないから余計」



「だって、言えば駄目って言うと思ったから」


「ウチの使用人に混じって働くのは駄目だ。だけど、教室でまで禁止するつもりはなかった。教室に行けば、みんな同じ生徒だ」



「そうは思ってくれなかったんです。
次に教室に行ったら、生田さんには謝られるし、いつも五月蝿いくらい構ってくるおばちゃん達は愛想笑いだし」


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