創作話 「ゆる坂の狐」
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ジャンル:ファンタジー
シリーズ:創作物語

公開開始日:2012/05/06
最終更新日:2012/12/29 15:57

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創作話 「ゆる坂の狐」 第6章 第六話 「夢かうつつか」
沈黙の時が 流れて行った

どれほどの 時が過ぎたろうか

彼女は 彼の腕の中に

抱かれていた

優しい 寝息が 聞こえている


独身の 彼にとって

初めての 体験であった

官能的な 燃えるような

しなやかな 身体に

身も 心も とろけてしまう

素晴らしい夜であった


彼は 彼女の温もりを

愛しい と感じながら

不思議と 安堵の心に

包まれていた

その中に 居る事が

まるで 自分の帰る場所で

あるかのように

・・・・・


いつの間にか 深い眠りに

入っていた 朝日の光りが

眩しい程に 彼の瞑った目の

その奥に 差し込んできた



彼は 飛び起きた

周りを 見渡して

驚きの表情を見せる

あの 豪勢な屋敷も

彼が眠っていた

あの部屋も そして

彼女も 煙のように

消え失せていた


------つづく--------
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