梨乃
梨乃
成人向完結
発行者:竹井克
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ジャンル:その他

公開開始日:2012/04/28
最終更新日:---

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梨乃 第2章 小津基之と
「脚、広げてよ」
 小津はお願いした。
「やだ。恥ずかしいよ」
 梨乃は口ではそういいいながら、態度は裏腹で、ゆっくりと脚を広げていった。
 そして、限界まで開かれた。
 小津の目の前に、梨乃のその部分が完全にさらされていた。
 本当に、あるんだ。
 奇妙かも知れないが、初めて梨乃のものを見た時に小津が心に呟いた言葉がそれであった。
 両の脚の、その真ん中に、大きな裂け目が出来ている。
 女性にしかない、器官。
 これまで本やビデオでしか見たことがなかったから。
 世界で自分一人が騙されているだけで、そんなもの存在しないかも知れないではないか。
 でも、本当にあった。
 本やビデオで見たような形のものが。
 湯上がりの肌のように、それはうっすらとしたピンク色であった。
 びらびら、などとよく表現されるけれど、本当にそんな表現の似合う形状だ。それがぬるぬるしたもので光っている。
 牡蠣みたいでちょっとグロテスクだと思いながらも、好奇心に勝てず、小津は両手を伸ばし、指先でそこに触れた。
「あ」
 梨乃はびくりと身をすくませた。
 だが、すぐに自分から求めるように、わずかに腰を突き出していた。
 小津は両手の指で、肉のひだをいじり始めた。
 ぐい、と広げて中をのぞいて見た。
 まるで口を開いたのと同じように、いきなり色が肌色から真っ赤に変わっていて、びっくりした。
 奥の奥を覗き込んだ。
 この中に、高木のものが入ったことがあるんだ。
 そう思うと、余計に後半してきた。
「小津君、女の子の、見たの初めて?」
 食い入るような視線を受け、梨乃は熱い呼気と質問の言葉とを吐き出した。
「本物は。……ビデオでは、よく見ているけど。指、入れてみてもいい?」
「いいよ。でも、やさしくね」
 小津は梨乃の裂け目に、人差し指を当てた。
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