僕と彼女のビート
僕と彼女のビート

発行者:美心(mishin)
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/24
最終更新日:2012/09/16 23:29

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
僕と彼女のビート 第4章 彼女と僕の再会の日
しばらくの間は眠っていたんだろう。


ふと寒さを感じて目を覚ますと、僕の体にしがみついていたはずのマーシーはいつの間にか向こう側を向いていて、ブランケットを全部僕から奪っていた。


僕はのそのそと起き上がりクローゼットからTシャツを取り出して着て、煙草に火をつけた。


マーシーは気づかずに死んだように静かに眠っている。


窓から入るかすかな光で、マーシーの裸の背中の輪郭が暗闇に浮かんでいる。


少し骨ばった背中だ。

後ろ開きのドレスを着ているときのジェニーの背中とは違って、肉があまりついていない。


胸も、ジェニーと比べるとマーシーのはお世辞にも大きい方とは言えない。



まぁ、僕は客観的にそう思っただけで、どちらでも良かった。


とにかくマーシーの体で僕は新しい快楽を覚えたのだった。
50
最初 前へ 47484950515253 次へ 最後
ページへ 
TOP