僕と彼女のビート
僕と彼女のビート

発行者:美心(mishin)
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/24
最終更新日:2012/09/16 23:29

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僕と彼女のビート 第4章 彼女と僕の再会の日
僕はマーシーの髪に触れて顔を近づけた。



「煙草のにおい」

マーシーは鼻の先を僕の指にくっつけて言った。


「ああ、そうだね」


僕はマーシーにくちづけて肩に手を回した。

ずいぶん長いこと、僕はマーシーとくちづけあっていた。


僕は左手でマーシーの後頭部を支えて、右手で髪をとかしながら彼女をベッドに寝かせた。


マーシーはすこし震えながらも大人しく僕の動きに従っていた。


マーシーの感触を味わいながら、僕の頭にはジェニーの姿が浮かんだりもしていた。



ジェニーはどんなキスをするんだろうか。


僕がマーシーとこうしている間にジェニーが他の奴と絡み合っているところを想像して僕は欲情してしまった。


マーシーの細い体に体重をかけないようにしながら覆い被さり、僕は、いつの間にかこんな風になっていった自分に今更驚いていたりもした。


なんだか、何もかもが初めてのはずなのに

全てがすりガラスごしのように鈍く感じるのだ。


マーシーの髪をくしゃくしゃかき回して首筋に噛みついてみた。


彼女は小さく声を漏らしたけれど、僕は頭の中からいろいろな思念を振り払おうとして、さらに行為に集中した。
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