僕と彼女のビート
僕と彼女のビート

発行者:美心(mishin)
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/24
最終更新日:2012/09/16 23:29

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僕と彼女のビート 第3章 新しい生活のなかで
ジェニーはソファーに深く座り、慣れた手つきでマッチを擦った。


僕はあんまりにジェニーの太ももが僕にくっついて居るものだから、少しどぎまぎして彼女の顔をまともに見ながらは話せなかった。


ジェニーはルーシーや他の女の子達とは違う空気を纏っていた。

なんていうか、ジェニーの仕草や声の調子や目の細めかた、ひとつひとつが―意識してかは分からないが―品があるのになんだかふしだらで、つまりは僕にとって色気を感じさせるものだった。


ジェニーの煙草を吸う仕草さえも絵になっていた。僕は大人の女を感じて少しどきどきした。


「あなたってまだまだ純粋な年頃に見えるわ。なんていうか、雰囲気だけどね」


僕はジェニーに何もかも悟られている気がして俯いた。


「あなたはどこか冷めてて深く考えるところがありそう。でもあなたは絶対ぶっ飛んでるわ。目が、狂気に満ちてる感じ。こんなところに遊びに来ていたら今に爆発するわね」


「なんで…」


ジェニーは話しかけた僕の唇に触れて微笑んだ。

「適当に言ってみただけよ」
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