僕と彼女のビート
僕と彼女のビート

発行者:美心(mishin)
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/24
最終更新日:2012/09/16 23:29

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僕と彼女のビート 第3章 新しい生活のなかで
僕は親戚と言うにはあまりに遠すぎる、まだ二度しか会ったことのないジョージおじさんという人の名前で借りてもらったアパートに住み始めた(ちなみにジョージおじさんと会ったのは、アパートに案内してもらった日と仕事の初日、それっきり)。


はじめのうちこそ、ふとマーシーの顔を思い出しては胸を切り裂かれるような感覚を味わったけれども、僕はそれなりに仕事をこなしたし毎日の疲れで夜はよく眠れた。


マーシーの、黒い髪と伸びやかな白い手足。唇のかんじといつも少し潤んでいた瞳。


僕にとってそれらの記憶は、ただどうしようもなく気持ちの鬱ぐような、でも体の火照るような、とてもじれったいものになっていった。



でも、マーシーと会えなくなってから全く出会いがなかった訳じゃない。
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