僕と彼女のビート
僕と彼女のビート

発行者:美心(mishin)
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/24
最終更新日:2012/09/16 23:29

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僕と彼女のビート 第1章 僕たちの出会った日
卒業が近づいた頃、急に僕の父さんの会社はつぶれてしまった。


そのせいで、あっけなく僕は決まっていた職場を失ってしまった。

これが路頭に迷うっていうことなのか。

15歳にして僕は途方にくれた。


父さんと母さんは借金を抱え、仕事を探すのに精一杯だ。


僕は学校の先生に、今なら3年間通わなくても卒業できる学校があるから、焦らずに1、2年はお金を貯めて、その学校にでも行って高校を卒業しなさい。と促された。



やれやれ、だ。




そのことを告げると、マーシーは僕の体に抱きついた。



大丈夫だよ。と僕はマーシーに笑ってみせた。

僕の体に回されたマーシーの腕は細くて、もしも彼女が誰にも守ってもらえなくなったら、ぽっきりと砕けてしまうんじゃないかと思うような腕だった。



だけども、その腕で僕のことをしっかりと抱き締めようとしていた。
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