僕と彼女のビート
僕と彼女のビート

発行者:美心(mishin)
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/24
最終更新日:2012/09/16 23:29

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僕と彼女のビート 第1章 僕たちの出会った日
僕はふと、マーシーにこれからのことを聞かれた。
「卒業したら、お父さんの仕事をするんでしょ」

「うん」

「この街でだよね」

「父さんの会社はこの近くだけど、働く場所はまだ決まっていないよ」

「じゃあ、うんと遠い場所になるかもしれない?」

「わからないな。なるべく近くにはするって言われてるけど、うちはそんなに大きな会社じゃないからもしかしたらわからないよ」



マーシーはうつむいて、空っぽになったアイスコーヒーのストローをすすった。


僕は言ってみた。
「マーシーは僕に側にいてほしい?」



マーシーは顔をふせたまま、こっくりうなずいた。


僕は、マスターの方をちらりと確認してから、身を乗りだしてマーシーに口づけをした。



マーシーは体をぴくっとさせて少し驚いた。



僕は腰を下ろして、マーシーを見つめなおした。
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