僕と彼女のビート
僕と彼女のビート

発行者:美心(mishin)
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/24
最終更新日:2012/09/16 23:29

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
僕と彼女のビート 第1章 僕たちの出会った日
街の歩道は真新しく綺麗で、しゃれた街灯の灯りを照り返して石畳の一つ一つが輝いていた。


マーシーはきらきらしてるね、と言いながら子供のように石畳をひとつおきに踏んで歩いた。


マーシーの手を握っていた僕の体は、マーシーが次の石畳へと跳ねる度に、前へ規則的に引っ張られた。


マーシーの足が進むままに僕たちは行った。


繁華街を外れて、僕たちは民家のある地帯の手前に見つけた公園で休むことにした。


公園の時計を見てはじめて、僕は図書館を出てから一体どれくらいの時間が過ぎたのかを知り、それと同時に急に空腹を感じ始めた。


「マーシー、今いくら持ってるの」

「今日はもうお昼に使っちゃった」
「仕方ないな。僕も小銭しかない」



僕は近くのコンビニエンスストアで大きなジャムパンとサンドウィッチを買ってきて、マーシーと分け合って食べた。
10
最初 前へ 78910111213 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ