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成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/04/06
最終更新日:2012/09/23 23:16

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spring 第1章 first contact
ホテルのパジャマはハルには少し大きめだった。それがまた、妙に可愛い。

身体を密着させるように重ね合わせて、胸に深く抱き込むと、すべらかな肌や髪が触れて気持ち良かった。

そのまま、2人してベッドに横になる。


「‥‥ヤらないの」


「ん、
入れるの駄目だって言うし」


一度手をつけたら、我慢するのが辛くなりそうな気がする。
性欲処理じゃなくて、この子が欲しくなりそうな、そんな胸騒ぎがする。


「駄目だけど、それ以外なら‥」


「うん‥」


はっきりしない俺の返事に、ハルはやっぱりうろんな目をする。



「何でもいいんだけど‥。
あんまりほっておかれると、俺寝ちゃうかも」


「疲れてる?」


「そうじゃないけど。
昨日、一昨日とネットカフェだったから。ベッド気持ちいい‥、眠たくなる」


したいとは思う‥。
一晩中、寝かせないで味わいたい程、欲しいと思ってる。
だけど、やっぱり手を出しちゃいけないと、頭の中で警報が鳴る。

それに、眠たいと言ったハルが可愛くて、このまま甘やかしてやりたい気もする。




キスだけ‥
そう心の中で呟いて、ハルの唇を塞いだ。


唇を重ね合わせ、下唇と上唇を交互にはんで、舐める。 そのうち、力が抜けたように薄く開いた唇を割って、舌を侵入させ歯列を舐めた。


「口、開けて」


「ん、」


素直に開けられた歯をくぐって、逃げそうになる舌を捕まえれば、身体がビクッと震えた。


舌同士を絡み合わせて、舐め上げる。
それだけで、ハルは身体を震わせて、くぐもった声を上げた。


‥可愛い。

俺の舌の動きに合わせようとしては、また逃げをうつ。そんな事を繰り返しているうちに、息苦しくなってきたのか、離せと背中を叩かれた。


「大丈夫?」


ハルは無言でコクっと頷いて、唇を拭った。胸が大きく上下している。


「ごめん、苦しかったね…。
ごちそうさま」


可愛かった。
気持ちよかった。
これで充分だ。
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