☆ボインちゃんはAVギャル番外編(ぷぅ子の痛快疾走な生き様)10(FINISH)
第6章 セクシーアイドルとして売れなくなった・ぷぅ子のAV契約・1億円の重みにあるもの
タバコを銜える社長は、面倒な前置きは嫌いだからスムーズに話をすると切り出して火をつけた。
「1億円でいこう。AVギャルとしての君と1億円で契約する」
社長の言葉に、ぷぅ子は思わず開いた両手を見てしまった。1億。確かに1億と聞こえた。1千万円ではなく1億円。
ただし。社長はそう言ってぷぅ子を見る。続けられた言葉は次の通りだった。1億円は5本契約の値段。ぷぅ子には5本出てもらう。1本2000万円だから、ぷぅ子は赤木りんを超えた。
「しかし、君がその後でどんなに売れようとも再度の契約はしない。君とは契約は1回きり。1回きりの1億円だ。売れても売れなくても、5本が済んだら君にはここを出て行ってもらう」
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