☆ボインちゃんはAVギャル番外編(ぷぅ子の痛快疾走な生き様)8
第9章 Queerな対面3・ぷぅ子は正直でありたい・話を聞きながらオバはちょっと衝撃を
ドリンクをコップに注ぎながらオバがぷぅ子に聞いた。セクシーアイドルをやる前は、何かアルバイトでもしてたの? と。別に悪気はなかった。何をしようと人はそれぞれと思っているから。
「あっと……風俗やってた。爆乳専門店で働いてたよ。こういうおっぱいだから天職かな? とか思ってたんだ。あの頃の私は」
「んぐ!」ジュースを飲んでいたオバは思わずこぼしてしまう。Tシャツの胸にべっとりとジュースがかかり、Cカップのブラが濡れて見えてスケベな絵になってしまった。
慌ててティッシュで拭きながら焦ったのは、自分が他人の仕事に偏見を持っていると思われたくなかったからだ。偏見を持つ女だと思われたくない。今の反応相手を傷つけたかとオバは怯えてしまう。
「いいよ別に。風俗とか爆乳とか響きが悪いもんね。今さら気にしてない、私ってバカだから気にする事ないよ」
ぷぅ子は、相手がそういう反応をしても気にしていないと伝えた。気遣う心だったかもしれないが、オバは余計に不安になってしまう。もしかすると自分の無意識の反応が、それが相手にイヤな思いをさせてしまったのではないかと。
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