MaraSon Part2
MaraSon Part2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:MaraSon

公開開始日:2012/03/20
最終更新日:---

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MaraSon Part2 第1章 1
件名:JUNです。今日はありがとう

 大樹君へ

 今日はありがとう。君は最高だった。
 今日の君の姿を、少しだけ見てもらおうと思う。動画を添付した。このメールを読んだら、必ずすぐに開いて、全部きちんと見ること。君は奴隷だから、僕の命令は絶対だ。ただもちろん父上がそばにいたら別だよ。一人で見ること。音も出る。要注意だ。動画はメディアプレーヤーで開くはずだ。
 見終わったらすぐに削除する。お父さんとユーザーは別にしているらしいが、別ユーザーでもデータはわりと簡単に見られちゃうんだ。ウインドウズのバージョンにもよるみたいだけどね。ゴミ箱からも削除して、完全に消してしまう。このメールも削除すること。同じく、ゴミ箱からも完全に削除だ。君はかしこそうだし、パソコンにも詳しいみたいだから、わかるよね?
 明日夜、またメールを送るよ。それまでには動画を、見ておくようにね。一人の時間、あるだろ?

じゃ、おやすみ大樹君

JUN

 書いてから使ってる漢字や語彙が、小学生にはかなり難しいと気づいたけれど、たぶん大樹君なら読めるんじゃないかと思って、直さなかった。一つや二つわからない言葉があっても、だいたい文意はわかるし、ネットが使えるなら、大概のことはググればいい、ってことも知ってるだろう。Just google it! でも今日のような体験から得られる知識は、どこにも出ていない。たぶん。送信時刻は九時四十分。小学生でも、起きている時間だろう。ただ父上に気づかれず、メールや動画が見られる時間があるか、それは疑問だ。明日の夜までには、何とかなるだろう。

 翌日、僕はいつもの通りジョギングに出た。大樹君には会えなかった。休んだのか、時間が合わなかっただけか。いずれにしても彼の顔が見られなかったことは、僕を不安にさせた。
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