MaraSon Part2
MaraSon Part2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:MaraSon

公開開始日:2012/03/20
最終更新日:---

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MaraSon Part2 第1章 1
JUN:こんばんは
れいじくん:おひさー
JUN:おひさでもないだろw この前チャットしたの元旦じゃなかったっけ
れいじくん:そうだったかな、ま、今年もよろしく
JUN:その挨拶ももう遅いってw
JUN:それより今日は大事な用がある。例のフォルダを見てくれ
れいじくん:お、新年早々新ネタ? 楽しみー
れいじくん:でかいな。HD動画だね。
JUN:うん。今回はとびきりの危険物だ。取り扱い注意で頼む
れいじくん:ますます楽しみだね

 数分、沈黙が続く。互いに光回線とはいえ、十分以上のHD動画は、相当重い。

れいじくん:きた!
JUN:開ける?
れいじくん:OKみたいよ
れいじくん:これ、すごいね。
れいじくん:すごいな。でもセンセイひどいね。ついに本性を現したって感じw
JUN:君にだけは言われたくないw それにセンセイは君だろ

 とは言ってみたものの、そういや、最初の「自己紹介」で大樹君は僕のことを「ジュン先生」って呼んでたっけ。

れいじくん:だって僕無理矢理は苦手だよ。優しいお兄さんだし
JUN:よく言うよ
れいじくん:すごい。しかもかわいい。五年生くらい?
JUN:六年生。ただ早生まれでまだ十一歳だそうだ
れいじくん:小柄だね。癖毛がいい。目つきがたまらないね。色白の、丸顔。胸の文字はセンスに欠けるけどね

 彼が見るところはだいたい、わかっている。好みは僕に似ている。

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