MaraSon Part2
MaraSon Part2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:その他
シリーズ:MaraSon

公開開始日:2012/03/20
最終更新日:---

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
MaraSon Part2 第2章 2
「君の望むようにしてやろう。お金は出す。しかし君は、週に一度は僕に会い、僕の奴隷として僕の思いのままにされる。時にはビデオや写真を撮られる。僕はそれを売る。利益は全額、僕のものだ。小遣いじゃ、学費には足りない」
 大樹君は不安げに僕を見る。本当は十分に足りるんだけどね。僕は金を稼ぎたいわけじゃないし、ビデオを売りまくるのは危険だ。
「でも君には他にも売り方がある。僕と同じような趣味の人に、君を貸し出すのさ。二時間とか、一晩とか。その利益も僕のものだが、そこからも君の小遣いを出そう」
 大樹君はうなずいている。売春行為だ。彼はその意味を、深く理解してはいないが、僕がした行為は、身にしみているはずだ。それでも受け入れるというわけだ。
「それから君は理解しているかどうかわからないが、僕自身が君に興味があるのは、たぶんあと二年くらい。長くて三年だ。だからある意味、君は僕の奴隷を、その時点で卒業できるわけだが、一方で僕は、君の主人でなくなる。小遣いをやる立場でもなくなるわけだ」
 大樹君の顔に、また不安が拡がった。楽しい。
「でも心配しなくていい。好みは様々で、僕の知り合いにはもっと上の歳までオーケーの人もいる。僕はそういう人に君を紹介したりして、ピンハネして君に利益を回してあげることができる。十八になるとね、大人扱いで、お互い合意なら、セックスするのは違法じゃない。そうなると自分から売る子も増えてね。実際君みたいな幼い子より、十八の若い子を好む人の方が多いんだけど、売る方がぐっと増えて、値段は下がる。君みたいにかわいくてもね。けど、違法のうち、子どものうちの方が、皮肉にも稼げる。僕みたいにルートを持ってればね。十七まで、君は稼げる。まあ今公立高校は無償化されたけど、私立の中高一貫校に通うことも、不可能ではないさ」
 大樹君の表情には、安堵が拡がり、かすかに笑みさえ窺えた。それは哀しい笑みだった。僕から見ればね。
 そんな彼の表情と、うなだれた父親を見比べていたら、僕の頭に一つの悪魔的なアイデアが浮かんだ。それを抑え込む理由はなかった。
24
最初 前へ 21222324252627 次へ 最後
ページへ 
NIGHT LOUNGE5060
ページの先頭へ