MaraSon Part1
MaraSon Part1
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:MaraSon

公開開始日:2012/03/20
最終更新日:---

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MaraSon Part1 第10章 7-1
 僕は大樹君の両手の、手錠を外した。手首を確かめた。かたい金属の輪で、赤い筋がいくらかついていたけれど、内出血もないし、すり剥けてもいない。目立つところに傷は残したくない。これなら大丈夫。痕跡はすぐ消える。僕は大樹君の両手をそっと握り、立たせた。ふらついていた。視線は覚束ない。僕の手の支えを失ったら倒れてしまいそうだ。
 ベッドを見ると、大樹君の尻のあったあたりのシーツのくぼみは、はっきりと色が変わるくらい濡れていた。彼のアナルから流れ出た、たっぷりのローションと僕の精液の混じったものが、滲みているのだ。
 僕は大樹君のからだを反対に向かせ、お尻を確かめ、露骨に濡れている襞の周辺とその下、内股だけを、ティッシュで拭ってやった。首をひねってそれを見る大樹君は、ぼんやりとした視線ながら、とても恥ずかしそうに見えた。
「歩ける?」
 僕は優しく言った。大樹君は何とか、うなずいた。
「いい子だ」
 僕は頭を撫でてやった。幼児にするみたいに。それから手を握り、もう片方の手で腰を支えるようにしてやって、ゆっくり歩かせ、リビングに彼を導いた。
 電気をつけると、そこは寝室よりはるかに明るい。キッチンと一緒になったリビングは十畳ばかりあって、ベランダに面している。ベランダ側のカーテンは、もちろんしっかり閉じてある。好みで、僕はフローリングに小さめの正方形のカーペットを敷き、こたつを置いている。イスとテーブルよりこっちが好きだ。こたつの上には、あらかじめ充電済みのビデオカメラと、三脚が準備してあった。

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