☆ボインちゃんはAVギャル番外編(ぷぅ子の痛快疾走な生き様)7
第5章 商談1・魂を貸してもらえませんか?Negotiation☆天才とは食えないモノ
「愛情はありますよ、僕はあなたをすごいと尊敬してるんです」
「どうも。だけどそれは君の自由って話で終わりだね」
「僕に言われても嬉しくないという事ですか?」
「嫌いって言われるよりは嬉しいと思ってるけど」
なんかイヤな感じの人だなぁ、健はそう思ったので、ここで交渉においては最後の切り札となる金を提示する事を決めた。
天才というのなら金にうるさいはず。逆手に取れば、天才を自負して構わない立場にいる人間は金に弱いはず。健にはそういう思いがあった。だから上着の内ポケットから分厚めの金を取り出した。それを淳の前に出して見せてやる。
「こういう気持ちの表し方ってダメですかね?」
「別にダメじゃないよ、金は切り離せない位置にあるから」
「じゅぁ受け取ってくれます?」
「それはダメなんだ、金が全てってわけでもないので」
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