人形の見る夢
人形の見る夢
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:その他

公開開始日:2012/03/05
最終更新日:2015/07/17 11:20

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人形の見る夢 第3章 チョコレート

「女の子、じゃないの‥?」


ガラスケースに入ってたのは、まだ子どもみたいな顔をした人形で、女の子か男の子かよくわからない。


「可愛い人形だけど、男の子だよ」


確かに、可愛い。
だけど、あの蜂蜜の子やプラチナブロンドの子みたいに、凄く綺麗な訳じゃない。

子どもだからかしら?


「小さい子‥」


「‥‥‥聞こえてるみたいだよ」


マスターが苦笑してガラスケースを見るけど、知らない。


「いいもん。男の子きらい」


「いじめちゃ駄目だろう。
この人形はまだ、子どもなんだ。
もう少し大きくなったら、君も気に入るくらい美人になるよ、きっと」


「しばらくいるの?」


「まあ、子どもが好きなお客様もいるけどね。暫くは買い手は付かないんじゃないかな」


「マスターはそれでいいの?」


「新しい看板娘にしたいんだよ」


「ふうん」






茶色い髪に瞳
睫は長くて優美な線を作ってる。
手足は華奢‥。





どこにでもいそうな、取り立てて特徴のない子。でも、確かに可愛い‥。
よく見ると繊細な顔をしている。



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