春夏秋冬
春夏秋冬
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/02/27
最終更新日:2013/07/21 00:33

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春夏秋冬 第7章 金木犀
やわやわとそこを解かすように弄られ、むず痒いような快感がじわっとせり上がってきた。


「ふっ」


王都から帰ってきたら抱きたいと言われていた。触って欲しかったし、皓様に触りたかった。

だけど、やっぱり未知の感覚は怖かった。


皓様の指が俺の中に入ってくる。

濡れた指が一本差し込まれ、探るような慎重さで、少しずつ奥に入ってくる‥。 痛いっ‥。


「ぁ‥、やっ」


思わずずり上がって逃げようとすると、宥めるように、額にキスが降ってくる。 もう一度腰を抱え込まれて、今度は大きく掻き回すように動かされた。


「やぁ、」

「痛い?」


痛くはないけど、圧迫感と違和感がどうにもならない。


「やだぁ、」

「光の中、熱くて、凄く締まってる。
気持ちいいっ」


「っっ、」


嫌なのに、気持ち悪いのに、皓様の熱っぽい声を聞いたら、力が抜けてしまう。

「指、増やすよ、」

違和感に耐えていると、入り口にもう一本の指が押し当てられる。


「ぁっ、」



ずずっと強引に押し入られ、二本の指がバラバラに動かされる。広げるような動きに引き連れるような痛みが増す。


「やぁ、」

「光、力を抜いてごらん。
大丈夫、ちゃんと解かすから」


「痛い‥」


「ゆっくり、息して。
大丈夫だよ」


皓様はあやすように背中を撫でるけど、指は止めてくれない。


「ふぇっ、」


「泣かないで、」


触れるだけのキスが顔中に落とされて、目頭に浮かんだ涙を唇で拭われる。

唇に触れたキスは少しずつ深い口づけに変わっていく。 舌を擽られて、背筋が震えた。





指の腹で執拗に中を探られて、壁をなで上げてくる。気持ち悪いだけだった感覚に、いつの間にか、それだけじゃない別の感覚が滲みはじめていた。

キスは宥めるように優しく繰り返されて、胸は片手で尖りを頃がされる。


「ふっ、ん」


「ここ、感じる?
もっと奥の方がいい‥?」


指がある一点を執拗に押し潰してくる。ペニスを弄られたときのような、強烈な快感が浮かぶ訳じゃない。だけど、ジンワリとした、何とも言えない感覚がある。
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